ご自分の骨密度をご存知ですか?
骨粗しょう症ってどんな病気?
骨粗しょう症は、骨量が減って、骨がスカスカになり、もろくなって骨折しやすくなっている病気です。骨粗しょう症の初期は自覚症状が少ないため、骨折してはじめて病気を自覚することも少なくありません。新しい骨をつくる働き(骨形成)と、古い骨をこわす働き(骨吸収)のバランスが悪くなることで、骨粗しょう症になります。特に、女性では、閉経による女性ホルモンの減少が最も大きな要因となります。閉経後、10年…20年…30年と、年を重ねるごとに骨がもろくなり、ささいな転倒でも骨折し、治療が長引きそのまま寝たきりになる恐れもあります。そうならないために、閉経を境目にご自分の骨密度を知り、骨の健康を保つため予防につとめていくことが大切です。閉経前後から、定期的に骨密度検査をおすすめします。